極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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9/23 長野市芸術館 ミュンヘンバッハ管

ミュンヘン・バッハ管弦楽団2017

 指揮:ハンスイェルク・アルブレヒト
 
 オール・バッハプログラム
 管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV 1066
 主よ、人の望みの喜びよ BWV 147
 ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV 1042
 
 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1060
 G線上のアリア
 チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV 1052
 2台のオーボエとファゴットのためのシンフォニア ニ長調

 バッハはピリオド楽器編成での演奏(例えばBCJのような)や、モダン楽器使用でもいわゆるピリオド奏法での演奏(この間のOEK定期で鈴木優人さん指揮のバッハがまさにそれ )が主流になった今。モダン楽器で無理にピリオドを意識せず基本的に通常の奏法上で音をひたすら美しく磨いたらこうなる、という演奏だった。一昨年のLFJ 金沢でのガッツリピリオド大会に慣れた耳ではむしろ新鮮に響いた位。

 ヴァイオリン協奏曲がまずいい。自己主張の強い「ゴツい」ソリストさんではないが、艶やかでいい演奏。同族アンサンブル編成のなかで美しく音が立つ。これはホールの音の美質にもよるのかも。長野市芸術館は初めてだったけどかなりいい。全体に美しく響くなかでステージ最前中央(要するにソリスト位置)の音がセンターにきれいに立ち上がる。
 最後のシンフォニアが実に深い響きの愉しい演奏。オーボエ2本のソリストも見事。バッハの管楽器パートの愉しみが極まった感。
 チェンバロ協奏曲はピアノでは聴いたことがあったが(確か「のだめ」でも千秋くんが弾き振りするエピソードがあったはず)、チェンバロソロだと曲の繊細な造りが際立つ。ただこの辺りはピリオドアンサンブルの中での方が演奏効果がある気がした。

 とにかく、JOYやらG線上はもちろんほぼバッハ門外漢の自分でも曲と題名が一致してなくても「あ聴いたことあるこれ」な曲がひたすら並んだプログラムだった。以前ハーモニーホールふくいで聴いたBCJ の「バッハ名曲コンサート」の題名だけ感(無論誉め言葉です)とえらく違うもんだ、と。ただ、無い物ねだりなんだろうけど、やはりバッハは教会音楽が主戦場だと思うのだ。となればやはりオルガンや声楽がない、というのは一抹の寂しさが。最小限の編成でということなのかも知れないが。せめてバロックトランペットがあればなあ、というのが率直な印象だった。

 

9/20 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第393回定期公演

オーケストラ・アンサンブル金沢 第393回定期公演 フィルハーモニーシリーズ

 指揮:井上道義
 ヴァイオリン:神尾真由子

 ペルト:ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
 ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調「田園」作品68

 アンサンブル金沢2017-18シーズン開幕戦?なのに例年(確か)あるはずの専務理事さんの開幕挨拶なし。華やかさに欠けた感の開幕。

 ソリストの格からしてもメインイベントは前半のベトコン。全体にかなり濃ゆい?印象。2・3楽章はさすが華やかで鮮やかで艶やかで、完璧。ただ何故か1楽章が、なんというか全体が馴染まないというか生硬いというか、なぜそう聴こえたか自分でもわからないけど。

 そして実は今日の白眉、田園。ミッキーの田園はLFJでも聴いてたし正直今更感も無くはなかったんだが。
 今日繰り広げられたのは、LFJ とは全く違う(と聴こえた)アプローチ。内声部をかなり重く動かし時として主旋律がまるでエコーとしか扱わないくらいの造り。そうして全体の音楽を、生き生きなどという生易しい表現で済まないくらいの、ゴツい手触りの生命感が覆う、そして蠢く。従来の穏やかで美しい、という表層的な音の深い根っこにこんな音の世界が現出するとは。まさか今更田園の演奏に「参りました」などと思うことになろうとは。
 そのせいかは知らないけど。プログラムノートにもあったが、音楽史にもある通り交響曲第5番と6番はほぼ同時進行で作曲され同時に発表された兄弟曲。こんなにも違うタイプの曲を同時に作曲した、と従来言われてたが、今日の演奏で初めて感じたのが、田園に第5の響きがエコーしてること。それぞれの1楽章同士、2楽章同士、3-4楽章と3-5楽章にまるで対になるように。一つのモティーフを使って右と左に違う曲を書き分けたみたいに。
 第5がよく言われる「苦悩から歓喜へ」という起伏の激しい激情型な訳だが、田園も音楽を動かす推進力はその強烈な生命力なのだ。

 さて、個人的に期待してたペルト。ベルをバンダに配置して響きのバランスを絶妙にとり、OEK 自慢の弦セクションがその美しさを十二分に発揮した演奏だった。演奏自体は。問題はむしろ客席に。遅刻して演奏が始まってるのにガタガタ入場してくる輩、知らない「現代曲」が始まったらプログラムノートに書いてあることを読まなきゃ気がすまない輩、隣の輩とヒソヒソ会話する輩。そういう有象無象のせいで場内の雰囲気が致命的にごそごそ落ち着かなかった。最悪。ペルトは、完璧な静寂と冷たい緊張感に満たされたホールで聴かれるべきだ。実に残念だった。

2017シーズン終了のご挨拶。

 明日書こうかとも思いましたが区切りよく。
 
 残念ながら早くも地区CS 敗退決定、今日で2017シーズンが終了してしまいました。今シーズンも我々の応援にご協力.お付き合いいただきありがとうございました。もっと我々にも出来ることはないか?もたもた考えてる間に終了、来年への宿題です。

 シーズン中様々なご意見・ご要望をいただきました。なかなかご希望に添えず歯がゆい思いをされているかたもいらっしゃることと思いますが、11シーズンやっても相変わらずの試行錯誤の連続です。気長に見守っていただけたら幸いです。

 個人的には、年頭のこのブログにも書きましたが、適度な距離感を測りながらシーズンを過ごしたつもりです。でも負けたらやはり悔しいことには違いない。つまるところ、サンダーバーズが好きなのだなあ(などとあからさまに書くのも気恥ずかしいですが)と改めて思ってます。一向に振り向いてもらえない(答えてくれない)一方的な片想いみたいなもんですね。なんて性悪な(笑)

 冗談はともかく、今シーズンはこう書きます。来シーズンも、よろしくお願いします。お見捨てなきようm(_ _)m

 さて、これでオフです。これまでも特に遠慮はしてなかったですがwこれからは心置きなくクラヲタ生活に入ります。毎度書きますが、サンダバファン・応援団としては秋眠・冬眠生活に入ります。皆様来シーズンまで、よいお年を。おやすみなさい。
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9/18 長野県営 対信濃 地区CS 第2戦

 3-4。地区CS 敗退。

 初回、一死1・3塁からジョニーの内野ゴロで1点、二死2塁から河田のタイムリーで更に1点で2-0と今日は主導権を握った、かに見えた。がその後は3回と6回にチャンスがあったが活かせず2・4・5回と三者凡退。
 その間3回裏にツーランで同点、5回裏にソロで2-3と勝ち越され、6回裏には一死1・2塁からゲッツーおあつらえ向きの真正面の遊ゴロをセカンドからファーストへの悪送球でとどめの1失点で2-4。7回に和田のソロで1点を返すのが精一杯。あとは音無で終了。

 結局のところ、今日もうちの野球を全くさせてもらえなかった。初回にしたところでジョニーの内野ゴロで1点ならもうけもの、まあ河田のタイムリーは余計だっただろうが信濃さんにしてみれば先発・樫尾くんの立ち上がりの乱れを最小限の失点で納められた、ウチにしてみれば一気に崩して試合を決め損ねたと言えるだろう。おそらく主軸打者にはほとんどまともに打てる球が来なかったのでは?少なくとも長打を打てるような球は。
 一方3回の同点ツーラン、5回のソロは不用意な球ではなかったか?特に5回の大井の一球、二死目の三振がとても見事で、次の初球をフワッと入って打たれたようにしか見えなかった。まあ、投手責任の失点は3点なので、厳しく言えば、ではあるが。でも信濃さんにはその「不用意な一球」がおそらく和田のソロだけだっただろう。その差。
 そして今日もとどめの1点は内野のミス。結局のところ、交替オプションも含めた内野の守備を固めきれなかったこと、コラレスの抜けたあとの投手力の整備をやりきれなかったこと。その2点が信濃さんとの埋めきれない差になった。レギュラーシーズンはそれを打力でカバーしてきたが、そのパワーポイントを信濃さんに消されたら、あとはウィークポイントがあからさまになった、ということなのだろうと思う。

 打線は水物、打てなくて負けた。負けに不思議の負けなし、という格言(by野村語録)の通りになった。それがこの2試合の総括。

 今年のチームは、間違いなくサンダーバーズ11年間で最強の、最もまとまったいいチームだった。それは胸を張って(別に俺が胸を張ってもしょうがないが)言える。誰にも文句は言わせない。ただ、残念ながらそれでも2017年シーズンのBCリーグで最も強いチームたりえなかった。これでもまだ四国に行けないのだ。まだまだやらなければいけないことは多い。これで今シーズンは終わったわけだが、来年も残ってチームの核になっていくべき選手たちは、肝に命じて励んで欲しい。

 厳しくは書いたが、でもさしあたり、今シーズンお疲れ様でした。また来年。

P.S.信濃グランセローズの皆さん、そのファンの皆さん、初の地区制覇、おめでとうございました。ホントに強い、いいチームだと思います。リーグCS はさらに厳しいと思いますが、僕らに勝ったんですから(大して高いハードルではなかったかもしれませんがw)是非がんばって下さい。


 

9/16 城光寺 対信濃 西地区CS第1戦

 1-5。

 信濃さん先発・高井くんに8回まで5安打、4回の長江のソロでの1得点のみ。ポップフライアウトが高井くんの調子のバロメーターなのだそうで、そういう意味では完全に彼の術中だった。さすがに信濃さんの右のエースという圧巻の内容だった。2・3・4番が完全に沈黙させられたらやはり厳しい。

 そのエース相手に、1点先制され(それも信濃さんの走塁ミスで挟殺プレーがあって1点で済ませてた)0-1の3回表、シングルや四球で二死満塁からセカンド前のハーフライナーっぽいゴロをきれいにトンネル、2失点。高井くんの投球内容からしたらこれでほぼ勝負あり。まるで「マーラーの5番のフィナーレ冒頭のAを1stホルンがハズした」位の致命的なエラーだった(余りに腹立たしいのでクラヲタにしかわからない例えをする。クラヲタならどのくらいのエラーだったか想像がつくだろう)。
 ギリギリの厳しい場面で、チームの持つウィークポイントが出たのが心底残念だった。桃山で吉田の初勝利が8回の守備でふいになったのを、そういう面を持つチームだということを、どうやらきれいに忘れてしまってたのだろう。肝心なところでのエラーは確実に失点につながるし、致命的になる。

 まあ今さらそういうチームであることが直るわけもない。今日もつまるところ打てなくて負けたのだ。なので、とにかく。第2戦も打てなければ負ける。守り勝とうなぞと思わずとにかく打て!打ち勝て!




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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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