極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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4/7 石川県立音楽堂 ギドン・クレーメルwithトンヨン・フェスティバルo.

ギドン・クレーメルwithトンヨン・フェスティバル・オーケストラ演奏会

指揮:クリストフ・ポッペン
ヴァイオリン:ギドン・クレーメル
ソプラノ:カロリーナ・ウルリヒ
管弦楽:トンヨン・フェスティバル・オーケストラ

ユン・イサン:「礼楽(レアク)」(1966)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
マーラー:交響曲第4番 ト長調

韓国で開催されているトンヨン国際音楽祭のオーケストラを中心にアンサンブル金沢・香港シンフォニエッタなどのメンバーで特別編成されたオケによる韓国・日本・香港の3か所アジアツアーの一環が、今回のコンサートとのこと。もちろん(と言っては失礼だが)主目的はギドン・クレーメルのヴァイオリンが生で聴ける(それも入場料3000円という格安で!)こと。おそらく客席の多くはそうだったのではないか?さすがにオケの知名度は低いので空席が目立ったが。

シベリウス。なにはなくとも、クレーメルのヴァイオリン。強烈。オケの、特に弦がかなり厚めの音を出してたけど、あれを支えるにはあのくらい必要だろう。つややかに美しく、といった風情とは無縁、まるで意図的に歪ませたような音でゴリゴリ曲をドライヴする、圧倒的な存在感。正直なところちょっと荒っぽい気もした(所々ミスってた?)けど、有無を言わせない説得力。でも、好き嫌いは分かれるだろうな。僕は結構好きだけど。
アンコールにワインベルグという現代曲作家のソナタ。これが圧倒的だった。名器アマティのぶっとい音がこれでもか!と聴き手に迫る。とにかく、ロングドレスでたおやかにお上品に、という向きが好きなかただと卒倒しそうな演奏だった。

マーラー。シベリウスがオケの方もなかなかの熱演・好演だったので期待してたが、正直シベリウス比?7~8割程度の出来と思った。ショスタコーヴィチほどではないにせよ、マーラーも感情の振幅が激しい、二律背反的な楽想が魅力だと思うんだけど、そういう期待で聴くと掘り下げがいまいち浅い。だから、最終楽章の天上的な響きの浮遊感が出ない。3楽章で一部信じがたいくらい響きが濁る部分があったことを除けば、佳演と評することはできるけど。
アンコールにもソプラノさんが登場して「あれどうするんだろ?」と思ったらR=シュトラウスの「4つの最後の歌」からの1曲だった。これが絶品。ソプラノさんのびやかで美しい。こうして並べて聴くと、実はマーラーの4番って、ソリストのソプラノにとって決して歌いやすいモノではないのかな、と。器楽的なドイツリート書きのマーラーと、オペラ作曲家シュトラウス、的な対照的な楽想。

ところで。入場時にトンヨンフェスのプログラムと今回の金沢公演用のリーフレットを併せてもらったけど、トンヨン側の曲紹介で、マーラーの4番に「天上の生活」って副題が書かれていた。あまり日本では使わない副題だと思うけど、向こうの習慣なんだろうか?

あ、ユン・イサン作品については、結局最初っから最後まで何やってるのか全く理解できませんでした。「パス」ですww


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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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