極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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3/20 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第363回定期公演

オーケストラ・アンサンブル金沢 第363回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

 井上道義(指揮)
 仲道郁代(ピアノ)

 ペルト:フラトレス
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
 シューベルト:交響曲 第9番 ハ長調 D944「グレイト」

 ペルトの「フラトレス」初体験。いろんな編成がある曲だけど、今日はヴァイオリンソロと弦楽合奏・パーカッション(舞台下手のバンダだった)。編成的にも以前聴いたマルティノフの「カムイン!」を思い出したが、こちらのほうはより峻厳な音楽。こういう弦楽アンサンブルの透明な美しさをとことんつきつめた音楽をやるとOEKは絶品。

 ベートーヴェン。個人的にあまり聴き込んでない曲(もちろん聴いたことはあったけど)だったけど、なぜか「ショパンの1番みたい」と思ってしまった。まあ作曲順からしたら当然ショパンの1番が「ベートーヴェンの4番みたい」なのかもしれないが。ピアノ協奏曲としてはオーソドックスということで、5番の方が異質なのか。
 仲道さんのピアノがとにかく美しい。OEKのサポートも万全。

 今日の白眉はメインのグレート。以前オーバードでイヴァン・フィッシャー指揮のブダペスト祝祭o.で聴いたと思うけど、今回の方が好印象。瑞々しくて躍動感があって、何よりも美しい!ちょっぴりくどめのフレージング・ダイナミクスのミッキー節全開の演奏なんだけど、全くイヤミなく聴かせるのはホントに凄い。あと踊る指揮も全開だった(笑)曲自体が結構リピートとか多いのでこういう変化に富んだ解釈で飽きさせずに聴かせる、ということなんだろう。
 プログラムノートにもあったが、シューマンが評した「長い」というのが確かに実感できる。当時のスタンダードが前回聞いたハイドンのような感じの「ああ、こういう展開ならこのあとこうなって、でフィナーレへ向かうな」というパターンをことごとく無視して、おそらく当時の聴衆からしたらエンドレスに感じたことだろう。無論今の我々はこの後のより巨大で破格の(ある意味支離滅裂の)曲が多数生まれたのを知って、聴いてるわけだから、このくらいはなんともないんだが。
 
 ただ一つ、帰りに乗ろうと予定してた新幹線に間に合うのかこれで?というごく個人的な不安を抱いたことを除けば。



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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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