極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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3/7 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢第362回定期公演

オーケストラ・アンサンブル金沢第362回定期公演マイスター・シリーズ
 
 マックス・ポンマー(指揮)
 曽根麻矢子(チェンバロ)

 J.S.バッハ:管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV.1066
 フランケ:イエロー・クラウズ(2009)
 ハイドン:交響曲 第82番 ハ長調 Hob.I-82「熊」
 J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV.1068

 モダンオケの定期でバッハの管組がプログラムに組まれること自体あまり昨今なくなったんじゃないだろうか?ぎりぎりモーツァルトまでで、それより時代が遡る作品はピリオドオケ(あるいは団体)の専売特許的な。自分自身ナマで聴くのは一昨年福井でBCJを聴いたとき以来だった。でも今日の演奏を聴いて、OEKのような室内オケ編成なら十分ありなんじゃなかろうか?と思った。
 ちょうど昨年マリナーさん指揮の2回の定期でモーツァルトの39・41番が取り上げられた時と近い印象を抱いた。変にピリオドっぽくせずにほぼ普通にオケを鳴らした(無論物理的に音圧が薄いチェンバロとのバランスはとっていたけど)オーソドックスなバッハ。でも、この上なくピュアで素敵!穏やかで繊細な第1番・華やかで鮮やかな第3番。このあたりの昨今の流行スタイルからしたら結構フレージング・ダイナミクスをいじってるんだけど、くどくもしつこくもならず、ごく自然に気持ちよく音楽が流れる。演奏スタイルはこの際もうどうでもよろしい!音楽が流れたいほうに美しく流れていれば、それ以上もう何が必要だろう?

 このプログラムの中でドイツ物の現代曲?と当初思ってたがフランケの「イエロー・クラウズ」、当たりだった。自分のように吉松あたりに馴染んでるとこの辺の曲は全く抵抗無く入ってくる。音色はもちろん現代の響きなんだが、でも透明で美しい、楽器と楽器・フレーズとフレーズの対話。そのあたりはちょこっとバッハ的?と思えなくもない。次回3/20の定期でペルトの「フラトレス」が取り上げられるけど、それよりも聴きやすい作品だったと思う。好印象。

 このマイスターシリーズで毎回必ず取り上げられるハイドン。個人的にどっちかというと「食わず嫌い」的な作曲家だったんだが、このシリーズで少し印象が変わってきたと思う。快活で楽しい曲。まあ、構造的に?ある種のワンパターンではあるように思うけど。でもこうやって、ちゃんといいオケでいい演奏すればこんなにも魅力的なのだ。この曲だってもちろんライヴ演奏初体験なのに、こないだの名古屋(カリンニコフ)京都(ニールセン)とテンションの高さが違うのはまあ、趣味の問題なのでしょうがない(苦笑)
 ところで、この曲の副題「熊」だけどプログラムノートに第4楽章冒頭の低弦部のドローンが熊の唸り声みたいに聞こえるので後にそういう愛称がついたのだ、となっていた(愛称くらいつけてないとどれがどの曲か区別が…以下自粛)が、聴いてみても?だった。そういわれてみればそう聴こえなくもないけど、程度。結局謎だ。

 さて。ソリストということではなかったけれど、今日のバッハでチェンバロで大活躍した客演が名手・曽根麻矢子さん。次回3/20のピアニスト(ベートーヴェンの4番)が仲道郁代さん。贅沢なくらい美形の鍵盤奏者さんが続く。吉。←この言い方の方が余程謎

 
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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