極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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2/22 京都コンサートホール 京都市響 第587回定期公演

京都市交響楽団  第587回定期演奏会

 オッコ・カム(指揮)
 ナレ・アルガマニヤン(ピアノ)

 シベリウス:交響幻想曲「ポヒョラの娘」op.49
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op.16
 ニールセン:交響曲第4番「不滅」op.29

 名古屋-京都コンサートはしごツアー二日目、京都コンサートホール初体験。最初に言い訳を。チケットぴあで買ったため(席種選んだらあとは任意で選ばれる)座った席が前から2列目・左ブロックの真ん中あたり…Jpopとかのコンサートならまだしも、オケ公演でこれは…自分で席指定できるのなら絶対に買わない場所だ。なにせヴィオラ奏者さんたちに手が届きそうなほど近く左腿の裏側が見えるくらい。もうバランスもへったくれもない席(あれでど真ん中最上席と同じ価格のS席はないぞ)で聴いたので幾分割り引いて。ホールトーン自体は上々、というかかなり好み。

 指揮者:オッコ・カムさんはフィンランド出身のベテラン。特にそう意識したわけではないが二日続けて指揮者さんの「お国物」プログラムを聴くことになった。

 いわゆる北欧物は、息の長いフレーズがゆったりとたゆたうように流れ積み重ねられてるイメージがあるが、今回のシベリウス作品はまさにそれ。全体のトーンは悲劇を感じさせる薄暗い空気感だが、その中でドラマの抑揚がうねる。透明な響きではあるけど豊穣なシベリウス。さっき書いたような席だったので弦の奥に隠れたような金管の、それでも輝かしい響きが感じられて、メインへの期待が高まる。

 グリーグは言わずと知れたピアノ協奏曲の超定番の一曲。これはこの席で聴けてよかった。特に第2楽章の繊細で極美のタッチが堪能できた。ちょうど弾いてるピアニストさんをほぼ正面方向から見られる席だったこともあり美しいお顔も堪能できた←コラ
 正直今更的選曲ではあるのだが(ヴァイオリンならメンコンみたいな)、でもふさわしいフレージング・ふさわしい音・ふさわしい響きで聴くとやはりいい曲は無条件でいいものだ。

 ニールセン。昨日に続きこちらも念願の生演奏初体験。金管大好き人間なので当然そちらへの期待が大きかったんだが、まずは第2部の緩序パートでの木管セクションのあまりに美しいアンサンブルにやられた。たしかニールセンには木管アンサンブル曲でも面白いのがあった気がするけど、とても豊かで美しい使い方をする。もちろんこのオケの木管セクションの技量の高さに負っているわけだが。
 そして金管!第1部の提示や第4部・フィナーレのなんとも輝かしいこと!ただでさえ息の長いフレーズを、さらにゆったり目のテンポでタップリと鳴らさせる指揮者さんだったからさぞかしハードだったとは思うが(特にTrb・Tubの中低音セクションの皆さん大変だったことでしょう)、存分に鳴らしきった爽快感満点の演奏だった。
 この曲の生演奏で一番実は期待してたのがツイン・ティンパニ。二組のティンパニを二人の奏者が叩く。今回は一人が向かって正面やや右より奥・もう一人が向かって右手奥、結構離れた位置取りだったわけだが、これが凄かった。けれん味満点、効果抜群!演奏終了後のカーテンコールで、指揮者さんが一旦楽団員全員着席させてお二人のティンパニ奏者さんを指揮台横にまで呼んで特別カーテンコール。それにふさわしい好演だったと思う。

 今回初めて京都市響を聴いたけど、かなりハイレベル。なかなか遠いけどなんとかまた聴きに来たい。さしあたり次シーズン最終・来年3月の定期がマーラーの6番(高関健さん指揮)なので聴きたいところなんだけど、当然そのころはサンダーバード金沢始発で富山からだと乗換えが面倒だな。それなら同じ3月群響のトゥランガリラ交響曲のほうが新幹線一本で行けるし…北陸新幹線開通は、いいことばかりではないのだ。

 それにしても。今回のプログラムで(富山のような田舎住まいの感覚ww)、チケット完売っすよ!まあこれほどの演奏水準でこれだけの上質なホールでこのくらいの値段(アンサンブル金沢より値付けが低いくらい。当然他のフルオケ団体とは比較にならない)なら聴かない手はないな。もし京都に住んでたら(滋賀でも可)当然のように定期会員になってただろう。うらやましい。






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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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