極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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5/4 ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭 第1日

 今年もGW恒例のLFJ金沢へ。初めて二日間楽しむ(明日は石川県立でナイトゲームなので早上がりだけど)。

・アレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)
 リディア・ビジャーク(ピアノ)

  ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
  ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99

 なんというか、これほどエモーショナルな…というか、語弊があるのを恐れずに言うなら「セクシャルな」ブラームスというのを(編成・ジャンルにかかわらず)初めて聴いた。完全に手の中に入れたレパートリーを自在に、自分の音楽として提示する。プロなら当然といえば当然なんだけど、これほど雄弁で、「個」が感じられて、尚且ついやみなく惹きつけられるとは。
 まあビジュアルからして「美女と野獣(ピアニストのビジャークさんがまた美しかった!)」そのもので、演奏もこの上なく「濃ゆい」…朝っぱらからお腹一杯になった。大満足。

・ジャン・デュペ(ピアノ)

  リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」より ペトラルカのソネット 第47番、第123番
  リスト:19のハンガリー狂詩曲 より 第1・4・18番
  リスト(デュペ編):19のハンガリー狂詩曲 より 第19番

 こういう田舎に住んでると意外と無いオールリストプログラム。ご他聞にもれず村上春樹がきっかけで「巡礼の年」を聴いたクチなのだが、ナマで聴くとリストって、いい。触れたら壊れそうな繊細さと有無を言わせない剛毅さとが自然な形で融合した圧倒的なピアニズム、きっと「リスト弾き」ってこういう感じなんだろう。圧倒された。
 
 掛け値なしで面白かったんだけど、逆になんでリストってもっとリサイタルで取り上げられないんだろう?当時の存在感からしたら意外なくらいに、現在はどのピアニストも何とかの一つ覚えのようにショパンばっかり。リストで注目されるのはどっかのオバハンが弾く「ラ・カンパネラ」位?
 結局のところ、メロディがキャッチーか(もちろん日本人にとって)どうか?というところに行き着くのだろうか?ピアノの機能と魅力を限界まで引き出した、ライヴ向けの曲なんだろうが、イマイチ日本人受けしなくてその割りに超絶技巧でリサイタルにかけるにはリスクが…といったところ?
 誰か「巡礼の年」全曲演奏会とかやらんかな?絶対行くのに、面白いのに。リスキーだろうけれど。

・成田達輝(ヴァイオリン)
 萩原麻未(ピアノ)

  ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
  ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 作品75-1
  ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 作品100

 ロン=ティボーコンクール2位とジュネーヴ国際優勝者という、ホープ中のホープ同士が組んだ最強タッグ?デュオ。このブログで散々書いてきたが、個人的に今年のLFJ金沢最大の聴きモノだった。
 同じボヘミアの素材を使いながらここまで性格の違う作品が(無論書かれた年代は違うが)生まれるか、という性格対比が面白い。現代へつながる軋みに充ちたヤナーチェク、「古きよき時代」的幸福感にあふれたドヴォルザーク。
 それにしても成田君は、以前富山で聴いたときに比べ(当然だが)なんとフレキシビリティにあふれたヴァイオリニストになったことだろう!現時点で既に「まだまだ持ってる引き出しはこんなもんじゃないよ」と言いたげな余裕の自在な表現。
 ピアノの萩原さんもさすが。硬軟自在な表現で弾き分けてなおかつヴァイオリニストと喧嘩?しないのは持ってる音の美質に由来する。エッヂを聴かせて強烈に鮮やかに弾いてもどこかフワリと軽やか。ソロリサイタルが是非聴きたい。

・ヴィルタス・クヮルテット

  スメタナ:弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「わが生涯より」
  バルトーク:弦楽四重奏曲 第3番 Sz.85

 福島県いわきアリオスを拠点に活動する四重奏団とのこと。端正な演奏ではあったが、スメタナはイマイチ弦楽四重奏独特のグルーヴ感(という言い方しか思いつかない)に欠けた気がした。煮詰めが足りない、ということでもないんだろうが…。バルトークは緊張感にあふれた好演だったと思う。向いてる、という単純な話でもないんだろうが、とてもスリリングで面白い演奏だった。

(余談・その1)クニャーゼフさんのチェロが、とにかく強烈だった。弓の馬の尻毛が何回ちぎれたことだろう。酷使される弓が気の毒になった(笑)あと鼻息・唸り声(笑)最前列の人は汗・ツバが飛んできたのではなかろうか?一番強烈だったのは無論演奏の方だったが。

(余談・その2)途中公演の間が2時間弱空いたので、武蔵方面へ徒歩で散策へ。10数年ぶりに近江町市場へ入ったが…食べ物屋はことごとく長蛇の列、揚げたてコロッケも断念。人を見に行っただけ。二度と休日には行かない。休日にしか行けないが。

(余談・その3)萩原麻未ちゃんがマジでかわええ!コレを読まれた方でご存じないけどその手の興味のある方は(別に特定の読者を対象にした発言ではないんですが)ググってみて下さい。プロフィール写真も強烈ですが、実物は写真の三割増(当方比)キュートです。推しです←コラそこのオッサン






 
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Comment

アルペン負け 

響ちゃん一推しという舌の根の乾かぬうちの麻未ちゃん推し。
こういう浮ついた心で試合にのぞんでは、勝てようはずがない。。orz
  • posted by M 
  • URL 
  • 2014.05/06 23:20分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: アルペン負け 

>Mさん


いや、だから、ヴァイオリニストでは響ちゃんが、ピアニストでは麻未ちゃんが…言い訳はやめましょう、浮気性なんです(>_<)

もちろん演奏能力が最優先、ヴィジュアルは二の次ですが←説得力ゼロ

唯一一途に追いかけてるサンダバさんがアレだし…( ´△`)

  • posted by かずくん 
  • URL 
  • 2014.05/07 03:43分 
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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