極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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痕跡。

「はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし)楽にならざり ぢつと手を見」てたわけではないのだが(実際この歌の通りのくらしではあるのだが…)、昨日ふと見てたら右手の親指の爪の付け根から1センチほどのところにくっきりと線が入っていた。触ってもはっきりと感触がわかる。あれっと思って左手を見ると同じ線が親指に。他の指にも、親指ほどではないがうっすらと。

 なんとなく気になってネットで調べてみたら、爪の伸びる速さって一ヶ月に3ミリほどらしい。栄養条件やら体調やら個人差はいろいろあるらしいが。ということはだいたい三ヶ月ほど前…?思い当たったのがあの病気のこと。そういえばあれからちょうど四ヶ月だ。一ヶ月ほど合わないのは、甘皮から線までの新しい爪は、入院以降の食事制限による栄養不足の中で伸びが遅くなった部分。線から先端までは入院前までの普通の食事(それまでが栄養過多だった可能性は否定しない)ですくすく伸びた部分。まるで木の年輪みたいだが、そうであればなんとなく得心が行く。

 結局手と口周りのしびれはとれないままだ。まあ日常生活に必要な機能は過不足なく果たせる状態なので傍目にわかるような影響は残っていないが。それに加えてこんなところに痕跡が残ってるんだな、となんとなくしみじみしてしまった。

 ところで、昨日で東日本大震災から丸3年が経過した。そんなに簡単に行ける場所でもなく実際に目にしたことはないのだけれど、TVの映像で見る限り文字通りの「復旧」には程遠いように思える。そういう目に見える痕跡ばかりではなく、PTSD等々実際に被害に遭われた方々の中にもある意味無形の(それもマイナスの)痕跡を深々とまだ残しているように思われる。

 当事者でもないものがあれこれ何と言おうとも結局真実味の薄い言葉でしかないのだろうけど、それでもなお、そういう方々のために心底祈りたい。爪の痕跡が時間が経てば伸びていつか消えてなくなる、などと簡単な話ではないに決まってるけれど、それでもきっと内面の痕跡が癒される時が来るであろうことを祈りたい。






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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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