極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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1/8 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第344回定期公演

オーケストラ・アンサンブル金沢 第344回定期公演 フィルハーモニーシリーズ

 井上道義(指揮)
 中村恵理(ソプラノ)
 藤木大地(カウンターテナー)

 ■ヘンデル:「水上の音楽」から 序曲、エア、ブーレ、アラ・ホーンパイプ
 ■ヘンデル:二重唱「あなたの面立ちには」(リナルド)
 ■ヘンデル:アリア「私を泣かせてください」(リナルド)
 ■ヘンデル:アリア「なつかしい木陰よ」(セルセ)
 ■ヘンデル:合奏協奏曲 ロ短調 作品6-12

 ■シュトラウス:「こうもり」序曲
 ■シュトラウス:アリア「侯爵様あなたのようなお方は」(こうもり)
 ■シュトラウス:クプレ「私は客を招待するのが好きだ」(こうもり)
 ■オッフェンバック:カン・カン!(天国と地獄)
 ■オッフェンバック:舟歌(ホフマン物語)
 ■シュトラウス:「ヴェネツィアの一夜」序曲
 ■シュトラウス:アンネン・ポルカ(ヴェネツィアの一夜)
 ■シュトラウス:美しく青きドナウ


 退院後、初の県外遠征。まあ、入善行くのと金沢行くのと大して変わりはないけれど。

 定期公演なのでプログラムにはうたってないが、いわゆるニューイヤーコンサート。

 毎年、どこか通常のニューイヤーとはちょっとヒネった内容が楽しみなんだけど、今年は前半のヘンデル。完全にピリオド楽器のオケとして扱われていた。室内オケの編成の柔軟さと、もちろん何よりもオケ自体の(特に弦セクションの)フレキシビリティの高さがあるからできることだろう。後半は普通にモダン・オケの音がしてたし。
 オノフリ等との共演を経て、そういう使い分けの明確な語法を手に入れたんだろうか?だとしたら、今後の定期公演のあり方が楽しみだ。例えば今シーズンのマイスターシリーズはベートーヴェンツィクルスを実施してるわけだけど、こうなったらフィルハーモニーはモダンオケ、マイスターは古楽オケとしてプログラミングするのも面白い。オノフリ(今シーズンはフィルハーモニーで客演)とか鈴木秀美さん等古楽畑の方を集中して呼んで、年毎にバロック期以前の作曲家を特集していくとか。

 前半のヘンデルでは特に合奏協奏曲が好演。磨き上げられた高純度の弦楽アンサンブルが響かせる典雅な響き。ソリスト役のコンマス・2ndVnトップ・チェロトップの3人も素晴らしかった。

 後半のシュトラウスの間にオッフェンバックを挟むところが、マエストロ井上のヒネたところ(でも楽しいところ)。天国と地獄の正調?「カンカン!」(いわゆるフレンチカンカン)が超楽しい。でも、去年はコルンゴルド、今年はオッフェンバックと並べると、やっぱりシュトラウスは響きが田舎くさくて洗練されてない、と感じるのはやはり好みの問題なのか。まあニューイヤーのお約束ではあるけれど、個人的には別にシュトラウスがなくても一向に構わないが。

 実は今年一番の聴きものは、ソリストのカウンターテナー。いわゆる「裏声」を使って女性でいうアルトの音域を男声が歌う。とても澄んだアルトの音域の声に、元々の男声の低い響きが混じってるせいか独特の深さがある。そのうえ今回のソリストさんの歌には鼻につく作為や妙に中性的な禍々しさ(アノ有名な某ソリストらのような)が感じられない。実にピュアで素晴らしい。前半の正調?「オンブラ・マイ・フ」(女性が歌うイージーリスニングみたいなのとは違う!)後半のシュトラウスのオペレッタのアリア、アンコールでは「ペチカ」と、堪能させてもらった。

 これを読まれた富山県内の皆さん、明日(1/9)19:00から小杉ラポールで同内容でのニューイヤー公演です。金沢の半額で聴けます。このカウンターテナーさん(もちろんソプラノの方も好演でした)だけでも聴く価値が十分あります。お時間のある方は、是非。






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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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