極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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10/6 オーバードホール 桐朋アカデミー特別演奏会


桐朋アカデミー・オーケストラ 特別演奏会
<ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団のメンバーを迎えて>

 指揮:アイラ・レヴィン(元ブラジル国立劇場音楽監督)

 リスト:交響詩 「前奏曲」
 ワーグナー:楽劇 「トリスタンとイゾルデ」 第1幕への前奏曲と愛の死
 ワーグナー:楽劇 「ジークフリート」 より 森のささやき

 ワーグナー:歌劇 「さまよえるオランダ人」 序曲
 ワーグナー:楽劇 「パルジファル」 第1幕への前奏曲
 ワーグナー:歌劇 「リエンツィ」 序曲

 
 まず目を引いたのが舞台配置。7型の弦は向かって左から1stVn・Vc・Vla・2ndVn、左手袖にCbのいわゆる対向配置。アンサンブル金沢ではむしろ当たり前になりつつある配置。左側に主・副旋律、右側に内声部と役割を分ける。
 正面ひな壇に木管族が通常通りに並び、最上段正面にHr。Tp・Tb・Tubが右手袖、奥にTim・Perc。要するにオケピット内の配置に近い形。木管五重奏が指揮者正面に位置するような感じ。鳴り物・打ち物を右手に固めて全体の響きを混ざり過ぎないようにする。…だと思う。OEKのベートーヴェンとかではおなじみだけどワーグナーでも最近はこれをやるのか、という感じ。

 この配置で全体の響きを整えて出すには各セクションの水準がかなり高くないといけないのだが、さすがに弦は凄かった。特に前半のトリスタン・後半のパルジファル。以前から桐朋の弦は上手いんだけど、ここまで透明な響きが出てくるとは…パルジファルの清澄な響きは震えがくるほど凄絶だった。
 各トップにベルリンドイツオペラのトラの入ったTp・Tbもいいアンサンブル。パルジファル・リエンツィあたりは「いいもの聴かせて頂きました!」って感じ。
 本来ワーグナーでのホルンの役割は重要。それもあっての今回の配置だったと思うんだが、今日はイマイチパンチ不足感。セクション全体の一体感がやや弱かった。やはりトップにトッププロが入っているか否かは大きいのか。惜しかった。

 昨年のワーグナープロに比べ幾分地味な選曲で、尚且つ配置のおかげで全体の響きが薄め、というか聴き慣れた「ワーグナーの響き」でないことに、特に前半客席が戸惑っていたような印象。でも、こういうトライは面白い。現在の演奏の主流がこのスタイルなのだ。ただ、リストだけはやはり合わなかった気がする。




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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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