極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

Entries

4/10 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第336回定期

オーケストラ・アンサンブル金沢 第336回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

 指揮:金聖響
 独奏:外山啓介(ピアノ)
 協力:大阪フィルハーモニー交響楽団

 ■ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 ■ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
 ■ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調

 2月定期は、OEKが全く出ないOEK定期だった。で、今回は元々ベルギー・フランダース響の演奏会の予定が出られなくなったので、大フィルがトラで乗ることになったとのこと。トラといっても、30人以上。ざっくり半分OEK・半分大フィルメンバーの混成フルオーケストラ。

 プログラムがこれがまた、大学の学生オケ定期みたいな、ド名曲大会。クラシックを聴く趣味のある人で、この日の演目を一曲も聴いたことがない人なんてまずいないだろうと思われるくらい。

 客席もいつになく人が多い。やっぱり聴きやすい曲だと人も集まるのかね…と思ったが、ひょっとして今日の出演者の関係か?なにせ、指揮者・ソリストともどこに出しても恥ずかしくないイケメン。そういえば女性客比率高かったかも(主観)。

 ラフマニノフ。ややゆっくり目のテンポで始まって、流麗というより少しゴツゴツとした手触りの印象。フレーズのそこここに聴きなれないアクセントが紛れ込み、それが演奏の立体感を生み出している…ような気がした。実演でもCDでも何度も聴いた曲だけど、結構個性的な演奏で、面白く聴いた。
 オケのサポートもつややかで美しい。特に弦。混成とは思えない厚みのある深い響き。2楽章コーダの、ミュートのかかった弦の旋律とフルートのアルペジオに乗ってのピアノソロ、相変わらず美しすぎる…。よく「映画音楽のようだ」とラフマニノフが揶揄される所以だが、映画音楽のようで何が悪い!と心底思う。何度聴いても、泣けてきそうなくらいメランコリックで美しい。要するに、大好きなのだ、こういう甘ったるい曲が。

 ブラームス。以前にも書いたが、最近はやりの?対向配置。向かって左手から1stVn、Vc、Va、2ndVn、左手奥にCb。内声部が埋もれずにしっかり聴こえることで、ブラームスの構造の面白さが際立つ。メロディの美しさで聞かせるラフマニノフ・凝った複雑なアンサンブルで耳を楽しませるブラームス、という感じ。
 あと拍を心持ち強調することでフレーズ全体に粘りを持たせ、リズムの組み合わせを際立たせることで素軽さを出して、全体に推進力に溢れた音楽作りがされてたように思う。秀演。
 
 この2曲は良かったんだが、マイスターが残念。というか、1曲目だったんで「今日はこれはハズレか?」と思うくらい、響きが薄っぺらでバラけた演奏だった。後から思うと、マイスターだけ、なんでだろう?


 フルオケのプログラムとしては先に書いたとおり知らぬものとて無いド名曲大会だったんだけど、OEKのレパートリーの中では当然珍しい(というか通常編成ではムリ)プログラム。定期のシリーズの中で、こういうのがもっとあってもいいかな、と大編成オケ好きとしては思ったりする。OEKが室内編成じゃなくフルサイズのオケだったら…。無いものねだり。

 ところで結局、当初のベルギー・フランダース響って、なんで来なかったの?



スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

kazuTbirds

Author:kazuTbirds
プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

フリーエリア

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR