極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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11/1 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢定期

オーケストラ・アンサンブル金沢 第329回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

 指揮:エミール・タバコフ
 独奏:マルガリータ・カルチェヴァ(コントラバス)

  ■スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
  ■タバコフ:コントラバス協奏曲
  ■ドヴォルジャーク:交響曲 第8番 ト長調


 作曲家で指揮者、ということだったので理知的で分析的な(まさに「先入観」だが)タイプの演奏を予想してたが、実に「熱い」演奏が展開された。

 あれっと思うくらいの快速テンポのスメタナ。でも上滑りすることなくガッチリ構築されたアンサンブル。一方で、OEKからこんな音が引き出せるんだ、と思わせられた幾分くすんだ重厚な音。東欧出身の指揮者だから本場の音が出せるんだなどとは思わないが。

 タバコフは、ソリストさんが凄まじい快演。そもそもコントラバスの協奏曲ってのが珍しいんだけど、決してソロ向けの楽器とは思えないんだけど、ここまで表現できるんだと再認識させてくれた。まあチェロで演奏したらもっとソロが立った曲になったのかもしれないけど、コントラバスでやる難しさが曲を引き立ててるのかも。
 曲想は、OEKの演奏会久々の「現代曲」でも、古典的現代曲(へんな言い回し)って感じ。叩きつけるようなパーカッション・ピアノのリズムとオケの不協和音は、バルトークやプロコフィエフのバーバリズム期の作風の様。難解では合ったけれど、聴き応え十分だった。

 ドヴォルザークはまさに「熱血ドボ8」結構パートを抑えたりする仕草も見えた割りに、押しの強いパワフルな快演。
 対向配置が主流になって(と言いたくなる位多い)今となっては昔懐かしい、向かって右手にチェロ・その奥にコントラバスという配置。パートの分離は決してよくはないが、音が塊になって向かってくる。各パート1~2プルト分増強された弦。楽しい。
 4楽章のフルートソロが、サラリとこともなげなさが神(ネット的言い回しだが)。冒頭のトランペットも申し分なく美しい。

 協奏曲は別として、オケのレパートリーとしては決して珍しい曲ではなかったが、OEKの定期としてはちょっと風変わりな味わいのある演奏会だった。








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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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