極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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4/13 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第319回定期公演

オーケストラ・アンサンブル金沢 第319回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

指揮:広上淳一
独奏:河村尚子(ピアノ)

曲目:
 アッテルベリ/ヴェルムランド狂詩曲 op.36
 ヒンデミット/四つの気質―主題と4つの変奏曲
 シューベルト/交響曲 第2番 変ロ長調 D.125

 以前も書いたが、定期会員になって年10回の公演をまとめて購入すると、別々に演目とか見ながらチケット購入検討してるとまず見逃しそうなものも聴くことになる。自分の趣味だけで選ぶとどうしても片寄った傾向になりがちだけど、「当たり」だと嬉しく趣味の領域を広げることになる。もちろん時として「これはいらんかったな…」と思わされることもなくはないんだが。なんか、ネクタイ選びみたいだな。

 全部初体験の曲ばかりで、アッテルベリにいたっては、名前さえ聞いたことなし。でも今日の公演は、紛れもなく「当たり」。

 アッテルベリ。いかにも北欧系の民族音楽のフレーズがいい感じ。ところどころ、フワリとしたやわらかな美しい響き・瞬間が現れては消える。ケレン味というかハッタリのきいたところこそないが、美しすぎる20世紀音楽。どっかで聴いた様な、と思ってて「あ、ディーリアスみたいな感じなんだ。だから気に入るわけだ」と勝手に納得する。というわけでこれをきっかけにCDを探し聴きあさる作曲家リストに新たに登録。

 今夜の圧巻は次のヒンデミット。プログラムの曲目解説にもあったが、今をときめく河村尚子がソロを弾く贅沢。確かに華やかなピアニズムを聴かせる協奏曲ではないけど、このくらいの腕っこきがバリバリ弾かないと様にならない曲だろうな。
 弦楽合奏とピアノが絡み合いながら曲想が様々に色合いを変える。特に第2変奏のワルツのリズムのハネっぷりがあざやかで印象的。まるでジャズピアノのようなパリパリしたピアノにねっとりしたつややかな響きの弦が絡み付いてる様は、あたかも外はカリッと中はトロける味わいのような(なんかわかったようなわからんような)。とにかく、好演、名演、大絶賛。

 シューベルト。たぶんここ最近の流行、というかピリオド楽器での演奏が主流になってから、モダン楽器での演奏でも比較的薄い響きで透明感を出したシューベルトを専ら聴いて来たせいか、今日の演奏は幾分重め。重厚な響きといえばそうなんだろうけど。だから、美しくはあるけれど、なんか野暮ったい。ま、好みの問題なので。客席の反応は良かったみたいだし。

 閑話休題。

 全体に好演だったし、是非ライヴアルバム出して欲しい演奏会だったんだけど、指揮者のうなり声って、修正できるんだろうか?ま、入ってたら入ってたで臨場感はあるだろうけど。でも、結構ハデに入ってるだろうな。以前聴いたコバケンよりすごかったんじゃなかろうか?グレン・グールド並み(録音比)。


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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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