極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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2/11 ウィングウィング高岡 劇団P.O.D公演

劇団P.O.D. 第38回公演 「また逢おうと竜馬は言った」

(これは二日間公演で明日(12日)もあります。ネタバレありですので、未見の方は読まないでください)

 高校の頃演劇部を観て以来の、事実上演劇公演初体験。NHKBSでチラ見したことぐらいはあったけれど。

 昔(今でもやってるのか?)成人の日に「青年の主張」だか「20歳の主張」だか新成人の弁論大会みたいなのを放送してた。オーバーアクションで、しゃべり方は感情過多で過剰な抑揚。実はそのままそれが演劇に対するイメージだった。実際、放送されてた演劇公演もそんな感じだったし(いくらか偏見があったのは否定しない)。要するに、苦手意識があったわけだ。あの「演劇しゃべり」?で2時間公演か…かなり不安だったのだ、実際のところ。

 で、結果。なかなか面白かった。セリフ廻しも、勝手に心配してた様な過剰な感じも無く比較的ナチュラルで。

 やや情けない、坂本竜馬にあこがれる主人公のモノローグ(という形の二人芝居)と、現実の群像劇が並行して進む(竜馬が主人公を叱咤したりしながら)という、結構込み入った構成だと思うんだけど、説明的なところもなしにスッキリと話が見通せる演出。

 主人公の成長譚を軸に、壊れかけた同僚夫婦(これを薩長同盟の西郷隆盛と桂小五郎の性格の違いに見立て、主人公=竜馬が修復に奔走するくだりはなかなか)の絆の再確認とちょっとしたサスペンス(というかドタバタ)が横糸。見終わった感じがとても爽やかでスッキリとした(でもちょっと寂しさがあったり)いい感じだった。

 全体を2時間に収めるのは大変だっただろうな。だからある程度はしょるのはしょうがないとして。

 情けない主人公-竜馬はともかく、敵役の社長が新撰組・土方歳三にあこがれて(こちらがもう一方のモノローグ劇になってる)、というのがもう一つ。行動原理というか何かしっくりとつながらなかった。
 サスペンスパート?で、女課長さん(主人公の上司)が悪役社長さんに内通・裏切る場面があったんだけど、ここもいまいちしっくりとつながらない。話を進ませる以外に行動の必然性(「その社長が好き」ということだったんだろうが…)が腑に落ちなかった。

 ま、オペラのご都合感に慣れてるので、このくらいはかわいいもんだ(アイーダの「先にお墓の中に入って待ってました」に比べれば…)。

 オペラといえば。先に書いたけど演劇公演って初見だったんだけど、オペラには付き物のブラヴォーもカーテンコールもなくて拍子抜け。主人公役と竜馬役のお二人は、十分それに値したと思う好演だったと思うんだけど。演劇にはそうした習慣がないのかな。

 
 中を取り持った同僚夫婦に肩入れするうちに、主人公がいつのまにか嫁のほうに思いを寄せるんだけど、それを振り切って仲を修復してあげる、というのがクライマックスの泣かせどころだった。
 世界は広いし、いつかふさわしい相手が見つかるさ、と主人公が竜馬に励まされて、爽やかな幕。

 
 …確かに世界は広いけど、パートナーが見つかるとは限らないんだよ、というのはモテない男の僻みだな。

 

 
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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