極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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11/18 オーバードホール 桐朋アカデミー演奏会

桐朋アカデミー・オーケストラ 特別演奏会

指揮:アレッサンドロ・フェッラーリ(ミラノ・スカラ座付属研究所教授)
チェロ:岩崎 洸(桐朋学園大学院大学教授)

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
レスピーギ:交響詩「ローマの松」


 10/1の定期演奏会もそうだったんだが、今日も大入り。ほぼ満席で、1階席に立ち見が出てた。これだけ入るようになると、全席自由席じゃきついかな?
 以前から桐朋アカデミーについて「このくらいの値段で、こういう曲目を、このくらいの演奏水準で聴けるなら絶対お得だ」とこのブログで書いてきた。ようやく浸透してきたのかな(無論このブログのおかげなわけが無いが)?それともタダ券ばらまいてるせいかな…それは以前からなんだが。なんで今年からこうも極端に客が増えたんだろう?

 それはともかく。

 チェロコン。とにかく、ソリストに尽きる。圧倒的な存在感。まあ、斎藤秀雄直系の、日本でも有数の名手なんだからあたりまえだが。硬軟自在に歌いまくる。変なたとえだが、ものすごく上手いバリトン歌手のリートを聴いてるみたいだった。
 曲の冒頭、なんかオケの出だしがぎこちなかった気が。あと、第二楽章の木管の一部と、Hrがちょっと残念なところあって。全体的に、いま一歩。

 後半。イタリアオペラの序曲・間奏曲を3曲並べて。ロッシーニ・ヴェルディ・プッチーニと、同じイタリア歌劇とはいえ、3世代にわたる違いが味わえてなかなか楽しいプログラミング。トゥーランドット聴いた時にも思ったが、プッチーニって響きが新しい(無論ロッシーニやヴェルディに比べて、ということだが)。マーラーとほぼ同世代なんだから当然といえば当然だけど。
 10/1の定期のワーグナーの序曲・前奏曲もそうだったけど、最近こういう曲がなかなかプログラムに並ばない。今更「ウィリアム・テル」を大上段に振りかぶってプログラムに入れるのもどうよ、ってことだとは思うけど、こうして改めて聴いてみると(ひょっとして実演で聴くのははじめてかも)なかなか面白いし、実はさらっと聴かせる(重くなると持ち味が生きない)のって結構しんどい曲なのかな。指揮者さんがイタリアの人なんで、フレージングがカンツォーネしてて(なんじゃそりゃ)なんか楽しい。序曲のいい演奏って、さあこれからオペラ本編がはじまるぞ、ってワクワク感を出せるかどうか(もちろん演奏会では序曲だけで終わるんだが)なんだな、きっと。3曲とも、実にワクワクできる演奏だった。

 レスピーギは…負けました。そもそも大好きな作曲家で、まず「ローマの松」が生で聴けるってだけで最初っから大喜びで聴いてるんだから。
 一昨年?金沢でパリ=ギャルドの吹奏楽版は聴いた。あれも良かったけど、やっぱオケだわ。色彩感が全然違う。少し遅めのテンポで、たっぷり歌わせる。鳴らす。全身でオケの音の響きの中にドップリと浸かって過ごす時間は至福・爽快だった。
 「アッピア街道の松」での金管別働隊(3階席最前列に陣取ってた)の最初の入りのテンポがイマイチオケと合ってなかったり、「ジャニコロの丘の松」のPerc.鳥笛3重奏?がもう一つ鳥っぽく聴こえなかったり、はご愛嬌(鳥の声は、録音音源ってないのかな?レスピーギが指定したレコードは当然廃盤になってるが)。


 というわけで、桐朋の今シーズンが終わった。プログラムの裏表紙に来シーズンのスケジュールが。今年同様、春は特別演奏会のみ。秋に定期演奏会・協奏曲プロ・特別演奏会の3回。春はベルリンフィルのメンバーと競演、秋定期はバイエルン放送響のメンバーと競演、とのことで。お願いします、来期はドップリと、交響曲聴かせて下さい。どうでしょうか、秋特別あたりでマーラーの9番あたり?
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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