極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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9/8 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第306回定期公演

岩城宏之メモリアルコンサート

 指揮:井上道義
 独唱:濱真奈美(ソプラノ、2011年度 岩城宏之音楽賞受賞者)

 曲目:
  望月 京/三千世界(OEK2011年度委嘱作品・世界初演)
  ラフマニノフ/ヴォカリーズ
  プッチーニ/歌劇「蝶々夫人より」“ある晴れた日に”
  ヴェルディ/歌劇「運命の力」より“神よ、平和を与えたまえ”
  ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 op.95「新世界より」 

 オーケストラ・アンサンブル金沢 2011-12シーズン開幕。

 望月京(もちずき・みさと)さんの世界初演新作。宇宙の始原の混沌が徐々に形を成し…のような内容だとプログラムを読んで思ったが、まあそう言われればそうも聞こえるのかいな、という印象。楽器の音を音楽としてではなくひたすら音響学的に使う、といういわゆる「現代音楽」にありがちな音。管楽器の音を出さずに吹き込む息の音だけさせることになんの意味があるのかな。
 日本音楽コンクール・作曲部門やN響が毎年やる「ミュージック・トゥモロー」でこの手の音響学的新作発表は散々やってるんだし、OEK委嘱はもっと違うアプローチが出来ないものかしらん?新しい曲でも聴き易くて、でも通俗に堕さない内容を持った作品。いろんなところで再演しようと取り組める作品。新しければ、奇を衒っていればそれでいい、というもんではないと思うんだが。

 岩城宏之音楽賞受賞者による演奏(歌唱)が3曲。きれいな声ではあるし、僕のような素人から聴いてわかるようなアラがあるわけもない。でも、なにか足りないソプラノ。一声発した瞬間「おおっ…!」と思うような、いわゆる「くる」ものが、ない。2月のマイスター公演定期でも聴いたが、印象は変わらなかった。この人ほんとに海外でタイトルロール(蝶々婦人だそうだが)歌ってるの?去年オーバードホールで聴いた「トゥーランドット」のリュー役(つまり主役でない)のソプラノのおねーちゃんの方が余程圧倒的な存在感があったけど。

 ドヴォルザーク。一言で言うと「鮮やか」な演奏。パートごとのニュアンス付けをくっきり・はっきりと付け、生き生きと音楽を推進させていくマエストロ井上いつもの手法。特にヴィオラ・チェロあたりの裏方の細かいお仕事が楽しかった。まあ弦各パート1プルトずつトラで増強してるので音量は出てるがアンサンブルがやや甘いが、でも面白く聴けた。
 余談。テューバのトラで多戸幾久三さんが入ってらした。僕が高校生のときに既にN響奏者で、公開レッスン受けたこともあるんだけど。お幾つなんだろう?ま「新世界より」は2楽章の最初と最後のコラールしか出番がないので、あまり音が聴けなかったけど。
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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