極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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6/22 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第304回定期公演

第304回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

指揮:山田和樹 
独奏:デイヴィッド・ジョーンズ(ドラムス)

曲目:
プロコフィエフ/古典交響曲
ラヴェル/クープランの墓
 ( 休憩 )
渡辺俊幸/Essay for Drums and Small Orchestra
(2006年度OEK&オーストラリア・ヴィクトリア州共同委嘱作品)
プーランク/2つの行進曲と間奏曲
ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」第1組曲

 代役での登場だが、最近クラヲタ界隈でつとに評価の高い「新ヤマカズ」山田和樹の指揮。今回の目玉はこれ。

 なんというか、不思議な音作り。作曲家ごとのもつ音・色合いのようなものがこれほどはっきりと浮き出た、意識させられた演奏は、OEKに限らず初めて聴いた気がする。
 さっきあんなに典型的なプロコの音がしてたのに、なんでこんなにラヴェル特有の響きが鮮やかにでるの?みたいな感じ。プログラム全体が、どちらかというと色彩感豊かな作曲家の作品が並んでることもあってか、曲ごとにその性格のコントラストがはっきり見えて、実に面白く聴けた。

 ただ、たとえば同じプログラムを井上道義さんが振ったら、もう少しリズムの角付けのはっきりした、エッヂのきいた演奏になった気がする。良し悪しの問題でなく、好みの問題だが。そういう意味で、幾分ネガティブな言い方をするなら、ややリズムの角付けの甘い演奏だった、と言えなくもない。来春OEKニューイヤーコンサートで彼が振るエロイカがどんな演奏になるのか?今のところ、期待と不安が半ば、としておこう。

 もうひとつの今回の目玉、渡辺俊幸さんのドラム協奏曲。これが、すごかった。ソリストのドラムが、なんとも、強烈にすごかった。「クラシカルなドラマー」というジャンル関係なく、ドラムの音からメロディーが聴こえる・感じられる、なんて初体験。
 曲中間部のカデンツァ(というかアドリブソロだな、あれは)の最中、拍手したくって腕がムズムズした。ジャズやロックのソロドラムなら間違いなく盛大な曲中拍手&歓声&口笛モノの、超絶ソロ。全ての音に一寸のあやうさ・あいまいさもない完全無欠な、しかもグルーヴ感満点で、さらに「美しい音」のソロ。「ドラム演奏」に対する観念が根底から変わるくらいの、衝撃的な演奏だった。実にいいもの聴かせて頂きました。

 今回で、(僕の)今シーズンのOEK定期は終了。9月から始まる2011-12シーズンは全10回のフィルハーモニーシリーズを聴く(まだ料金振り込んでないが)。
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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