極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

Entries

10/31 石川県立音楽堂 パリ・ギャルド

フランソワ・ブーランジェ François Boulanger(首席指揮者 / Chef d’Orchestre)
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団 Orchestre d' Harmonie de la Garde Républicaine


 バーンスタイン:「キャンディード」序曲

 ハチャトゥリアン:バレエ音楽「ガイーヌ」より~剣の舞*、レズギンカ*~

 ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」

 レスピーギ:「ローマの松」 Pines of Roma

 マーチ・サンブル・エ=ムーズ連隊
 マーチ・ロレーヌ行進曲

 ラヴェル:ボレロ


 随分久しぶりの、プロ吹奏楽のコンサート。それも、ギャルド。僕ら世代だと「伝説の」がつく。世界最高峰の吹奏楽。
 ただ、上手いかどうか、ということでいえば、かなり以前に聴いた日本のシエナ・ウィンド・オーケストラ(佐渡裕が振ってた。当時それほどありがたいとも思わず聴いてた、贅沢な話)だって、かなり上手かった。正直今回の演奏について言えば、特にいわゆる「タテ線」は結構甘い。でも、全体の音の響きは実にまろやかで美しい。特に時折サクソフォンセクションが聴かせるとろけるようなサウンドは、さすが。

 会場も一番沸いてたのが、レスピーギの「ローマの松」全曲。県立音楽堂なので、ちゃんとオルガンも入った編成。この曲は、弦いらんな、と思えるくらいの迫力。いったいどこまでクレッシェンドできるんだこの楽団は!と思えるくらい、ホールが狭く感じた。でも、うるさくはないんだよなぁ。圧倒的な響き・音圧ではあるけれど。どこまでいっても、サウンドそのものは美しい。

 熱演ではあったけど、ボレロは逆に弦がないことの限界。各ソリストはもちろんものすごく上手いんだけど、そもそも曲の構造が各種楽器の組み合わせによるサウンドの変化を楽しむ所にあるわけで、やはり弦がないというのは、大きな欠如に感じられる。
 
 ギャルドは、初来日当初から(もちろんそんな昔の話は知らない。確か僕が生まれた頃だったはず)こうしたいわゆるオーケストラ作品の「アレンジ物」を売りにしてきたわけだけど、現在の吹奏楽シーンで、わざわざ吹奏楽でオケ物を聴くニーズって、あるのかな(もちろん吹コンでは立派なレパートリーではあるけれど)。オケでの演奏を、昔とは比較にならないくらい手軽に頻繁に(地方は別にして)聴けるわけだし。逆に吹奏楽のオリジナル作品も、膨大な(もちろんオケ物の数とは比較にならんけど)素晴らしい作品群がある。そろそろ、このままでは難しい立ち位置にあるんでは、と思えた。

 というわけでもないだろうが、個人的には合間のように演奏されたマーチ2曲が、実によかった。沢山の学生さんたちが聴きに来てたけど、地味だけどこういうコンサートマーチのレパートリーを大切にしてもらいたいものだ(おっさんくさいなぁ)。

スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

kazuTbirds

Author:kazuTbirds
プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

フリーエリア

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR