極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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10/8 県教育文化会館 桐朋アカデミー定期

桐朋アカデミー・オーケストラ 第42回 定期演奏会

 指揮:デリック・イノウエ
 ヴァイオリン:松崎 千鶴(桐朋オーケストラ・アカデミー オーディション選抜者)

 演奏曲目
  シューベルト:交響曲 第4番 ハ短調 「悲劇的」 D.417
  ヴォーン=ウィリアムズ:ひばりは舞い上がる
  シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 作品120


 最初に全体の感想を言うと、過去聴いた定期演奏会の中でたぶん最高の出来、特別演奏会を入れても屈指の出来の内容だったと思う。

 シューベルトはCDでさえ聴いたことがない曲(ブダペスト祝祭の時のブログに書いたけど、シューベルトは基本苦手)だったけど、提示・展開・再現といった曲の構造や各パートの歌い分け・受け渡しといった形がくっきりと表現され、非常にメリハリのきいた魅力的な演奏だった。こんなにシューベルトって面白かったの?と認識を変えられるくらい。2楽章にちょっと大き目のキズ(たぶんリードミス)があったのがちょっと惜しかったけど、秀演。

 ヴォーン=ウィリアムズは、ソリストに尽きる。美しい、美しすぎる演奏(ご本人も、遠めに美しい方のようだったが)。技術的に(たぶん)超絶技巧という曲ではないんだろうが、ひたすら美音でニュアンス豊かに歌う。オケも淡いデリケートな微音で寄り添う。ホルンが、もう少しデリケートな演奏だったら…というのが惜しかった。けど、いい演奏。ああ、やっぱりイギリスは、いい(単なる好み)。

 シューマンも、シューベルト同様非常にメリハリのきいた、パリッとした演奏。特に弦セクションの歌い方が絶妙。ブラヴォーものの演奏でした。ただ…やっぱりシューマンは、垢抜けないなぁ(好きな方、ごめんなさい)。2楽章の、1stオーボエとソロチェロのユニゾンなんて、全世界のオケ奏者で喜んで演奏する人いるんだろうか?合いにくい割りに効果イマイチ。終楽章の「ジャン!」みたいなトゥッティも、なんかとって付けた様。所々かっこいい響きのところもあるんだけど、なんかアンバランス。
 …演奏をけなしてるわけじゃありません。演奏は極上でした。ひとえにシューマンが悪い(言いすぎ?)。


 とにかく、最高の一夜でした。シューマン程度でこれなら(しつこい)、11/19の特別演奏会のブラ1はきっとすごいことになる。

 このブログ読んでいらっしゃる方で「N響や外国のオケなら聴くけど、桐朋アカデミーなんて…」と食わず嫌いされてる方、今年の特別のブラ1は、絶対に聴きモノです。あるいは生で一度もオケを聴いたことがない、という方、11/19、オーバードホールへ、是非。たった?3000円で、極上の音楽体験ができます。こんなに生のオーケストラはすごいのか!と思わせてくれます。だまされた、と思ってでもいいですから、是非。


(余談)
 シューマンの終楽章で、指揮者さんが勢い余って?タクトを手からステージ後方へ飛ばしてしまった(笑)。2ndVnの後ろプルトの方・2ndFlの方・1stHrの方のいずれかだと思いますが、無事だったでしょうか?

 

 
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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