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極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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1/26 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第411回定期

オーケストラ・アンサンブル金沢 第411回定期公演

 指揮:ポール・エマニュエル・トーマス
 ピアノ:松田華音

 コダーイ:ガランタ舞曲
 ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
 ラヴェル:マ・メール・ロワ

 このオケのシェフがフランスの方になって、ちょっとそれっぽいプログラムが増えてきたか?と思わせられる内の1回。

 そう言いながらコダーイはハンガリーなわけだけど、ハンガリー・ロマ(とプログラムノートにもあったし)のラテンエキゾチシズムっぽい空気感がプログラムを通低しているような←ホントにわかってるのかそんなこと
 フレージングがかなり指揮者から、特に木管ソロになされているようでCl、Fl大健闘。独特の艶っぽさがよく出ていたと思う。初めて聴いたけどとても魅力的で楽しかった。

 今日を通して木管・ホルンにはなかなかキツイプログラムだったと思うんだけど、第一難関ラヴェルのピアノ協奏曲。明晰なタッチと、特に静謐な美しさを湛えた第2楽章は体の芯に沁みてくるような。ホールの響きのせいもあってか、個人的にはもうほんの少し軽いタッチのほうが好みだったりするのだが、さして問題ではない。
 むしろ問題はオケの方、というかコールアングレ。あの素敵な第2楽章の静謐さを台無しにする味も素っ気もない無味乾燥なソロパート。客席で頭を抱えたレヴェル。そりゃないよって。
 ソリストアンコールはチャイコフスキーだったそうで(たぶんロシアものだろうなと知らないなりに思ってたが)明らかに音景色が変わった。このあたりのレパートリーが彼女の本領な気がした。

 先週名フィルで聴き、図らずも聴き比べになったマ・メール・ロワ。全曲でも決して長くはないしチャーミングな曲なんだけど、オケにとってかなりの難曲。特に木管には厳しい。そんな中でもFl、Clそして今回はHrが好演。そして何より相変わらずスキルの高い弦楽セクション。フィナーレ・妖精の国の静妙なニュアンス付けはここの弦楽セクションならでは。一方ここでもちょっと残念が。美女と野獣パートのコントラファゴット。ここは単なるゴツゴツキャラじゃないんだが。ピアノ協奏曲のコールアングレ同様決定的に艶っぽさが足りない。
 どちらも聴いた人なんてまずいないだろうしそもそも編成が違うので単純比較してもしょうがないのは承知の上で。この曲の独特な幸せ浮遊感(なんじゃそりゃ)を見事にサウンドで表現できていた名フィル。精緻な音楽の作り込みで物語のキャラクターや場面転換を鮮やかに表現しきったOEK。結局、今のところ自分の中でベストは以前聴いたミンコフスキ&OEK初共演時のマ・メール・ロワ。それを越える生演奏には未だ出会えていない。

 ところで。アンコールが2曲あってそのうち1曲がアルルの女から「ファランドール」マ・メール・ロワ編成にHrとTrpを2本ずつ補強して、あれTrbがいないぞ?ガランタ同様ラテンロマ感溢れた素敵なノリだったけど、個人的には、テナー持って馬鹿っぱやいハイトーンを死にそうになって吹いてるトロンボーン聴かないとファランドール聴いた気がしないのはどういうわけだ?(笑)



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プロ野球独立リーグ・富山GRNサンダーバーズ私設応援団ユーフォニアム&トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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