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極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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1/19 愛知県芸コンサートホール 名フィル第464回定期

名古屋フィルハーモニー交響楽団 第464回定期演奏会

 指揮:ジョン・アクセルロッド
 ヴァイオリン:成田達輝

 ラヴェル:バレエ「マ・メール・ロワ」(全曲)
 酒井健治:ヴァイオリン協奏曲「G線上で」
 ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」

 今シーズンの名フィル詣2連チャンの初回。昨シーズンは県芸改修中だったので2年ぶりの愛知県芸コンサートホール。相変わらずここの3階席はいい音で聴ける。ひょっとしたら個人的に聴いたホールではここが最上かも。

 ラヴェル。個人的印象としては割と暗めというか渋めのサウンドが基調のオケだと思ってたが、これがなかなかふわりキラキラのラヴェル。ここからこういう音を引っ張り出せるのは指揮者の手腕というかセンスなんだろう。もう少し情景ごとのキャラの違いというか場面転換的な色彩の変化があってもよかったかなあとは思ったけれど。そのあたりは26日にはOEK定期でも同じ曲をやるので興味深く比較してみたい(そういう機会もなかなかないので)。ともかく、木管陣とホルンが素晴らしかった。そうでなければ様にならない曲ではあるわけだけれど。

 本来ピアノ協奏曲の世界初演だったはずが間に合わせられず(それに関してはプレトークで作曲家本人があれこれ言い訳していたけれど)2015年に初演された(それでも十分に新作ではあるけれど)ヴァイオリン協奏曲を初演者・成田くんのヴァイオリンで。3階席でなかなかヴァイオリンの音が届きにくい部分もあったけど、超・超絶技巧の凄まじい作品。前にヴィトマンさんのクラリネット協奏曲を読響で聴いた時にも思ったけれど独奏と伴奏という役割ではなく、独奏で演奏される楽想をオケの様々な楽器の組み合わせで補完したり肉付けしたり拡張したり、あるいはその役割が逆転したりしながら独自の音楽世界が形作られる、といった感じなのか。そういう音楽作りのヴァイオリンを完全に味わうにはちょっと3階席は遠かったかなあ。

 この日の白眉、ツェムリンスキー。よく知られた人魚姫のお話を音楽で表現するという後期ロマン派、特にリヒャルト・シュトラウスあたりではよくあるスタイルだけど、それよりはずっと明快で、個人的には好み。
 いわゆる「童話」とかディズニーアニメの世界より本来ずっともっと暗い部分というかある種のエロティックさもあるのがこのあたりのヨーロッパのお話だと思うんだけど、そういう世界をとても豊穣なサウンドで余すところなく描かれてた演奏だった。こういう演奏を聴きたくて、田舎の富山からわざわざ足を運んでいるのだ。
 金管セクションが素晴らしい。年に1.2回くらいしか聴かないくせにこんなことを言うのも生意気だが、年々サウンドの輝かしさが増してる気がする。それも決してきつくなくギラつくことなく。こういういわゆる後期ロマン派の作品には不可欠。

 さて来月の定期は大好物のチャイ5。今日のようなここの金管でフィナーレ聴いたら、きっと泣きそうな気がする。ハンカチのご用意を←

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プロ野球独立リーグ・富山GRNサンダーバーズ私設応援団ユーフォニアム&トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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