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極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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7/7 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第404回定期公演

オーケストラ・アンサンブル金沢 第404回定期公演

 指揮:アレクサンダー・リープライヒ
  
 R.シュトラウス:メタモルフォーゼン
 ワーグナー:ジークフリート牧歌
 ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21

 最初にプログラムを見たときに時代もバラバラだしどういう脈絡?と思ったけど、プログラムノートを読んで、実際に聴いて、実に凝った素敵なプログラムだなぁと。ワーグナーの響きを残したシュトラウス、ベートーヴェン以来伝統の独墺系音楽を革新的に拡大したワーグナー、その独墺系の根源的なシンフォニックな音楽DNAに刻まれたベートーヴェン。

 メタモルフォーゼンは、OEK弦楽セクションの機能美全開。総勢23人が様々な組み合わせで複雑な音楽を構築する…のだが、聴こえてくるのは理屈抜きに極めて美しく豊饒な音の塊。ベートーヴェンのエロイカの2楽章の一節がそこここにエコーし、ワーグナー的な熟しきったサウンドが鳴る。個人的にはシェーンベルクのグレの歌の第一部みたいな、とも。
 でもきっと「風に」聴こえることはいいことばかりじゃないんだろうなと。袋小路にはまりこんでしまって、ある意味のワーグナーの軛を逃れるには独墺系は無調に突き進むしかなかったんだろうな、と。

 超巨大なオペラ目白押しのワーグナーの手になるチャーミングなidyll。プログラムノートにもあったし実際に有名なエピソードなんだけど、奥さんの誕生日の目覚めの音楽として書いて早朝屋敷で初演とか…あーキザったらしい!←非モテやさぐれ男の僻み
 冗談はさておき、ふんわりとした優しく豊かな響きに満たされた幸福な音楽。これもOEK弦楽セクション絶美!

 ベートーヴェンの1番って決して演奏頻度が高くはないけどそれでもOEKでも何度か演奏されてるはずで、実際に自分も聴いてる。でも、それでもまるで初めて聴くような生命感・躍動感を如何にパフォーマンスするか?がキモだと思うんだが今日はまさに「鮮烈!」な演奏。
 プロフィールを見るとこういう室内オケ編成を扱い慣れてるのも頷ける、まるで手兵のようにOEKを自在に操り次から次へと音楽を展開していく。見事なエンターテイメント!

 さてこれで2017-18レギュラーシーズンもあと1公演残すのみ。いよいよ来シーズンから芸術監督に就任するマルク・ミンコフスキさんによるドビュッシー「ペレアスとメリザンド」掛け値なしに今シーズンの目玉公演。期待するしか。

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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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