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極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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6/21 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第403回定期公演

オーケストラ・アンサンブル金沢 第403回定期公演

 指揮:下野竜也
 ハープ:吉野直子

 ブリテン:マチネ・ミュージカル op.24
 ニーノ・ロータ:ハープ協奏曲
 
 ロッシーニ:歌劇「シンデレラ」序曲
 ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」序曲
 ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
 ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」序曲

 全編を通すテーマがたぶん「イタリア音楽」でも1曲目の作曲家はイギリス音楽の大家・ベンジャミン・ブリテンで、一般にはイタリア映画音楽の大家として周知のニーノ・ロータの手になるハープ協奏曲、メインとしてオペラ史に残る大家・ロッシーニの序曲を4曲、でもよく知られた「ウィリアム・テル」も「どろぼうかささぎ」も「セビリアの理髪師」もないという、実に凝ったプログラム。
 そして、通して聴いた印象は、まるでOEKのファンタスティック・オーケストラシリーズみたいな、とても愉しいもの。本来はファンタスティックシリーズはこうあるべきではないだろうか?ジャンルレスな取り組みはともかく、各国の音楽や作曲家紹介シリーズは、いかにも「このくらいならわかるでしょ?」的な上から作為が透けて見えてあまり楽しめなかった覚えがある。

 パッと聴いた感じでは明るく楽しく楷謔的なと映ったマチネ・ミュージカルが、後半を聴くと重層的にロッシーニがエコーしているという回答。
 悪く言えば映画音楽的という捉え方をされそうな(先入観を持たれそうな)でもとっても素敵なハープ協奏曲。これも後半を聴いて思い返すと、当たり前のことだがニーノ・ロータさんの根っこにはやはり色濃くイタリア固有のメロディ・響きがエコーしている。

 序曲4曲を並べてどう聴くのかと事前には思ってて、交響曲みたいに拍手・切れ目なく演奏されるのか等と思ってたけど、始まってみたらなんのことはない、ガラコンサートみたいな感じで聞けばいいんだと。歌手のアリアはないけどこの上なく素軽く歌心に満ちた演奏で。
 詳しい方ならそれぞれのオペラがどういう作品でどういう意図で並べられているのか全く別の捉え方ができたはず。そういう見方に耐えるだけの考え抜かれたプログラムだった。なので「お前の聴き方捉え方は浅薄で一元的だ」と言われたら一言もないし否定もしない。間違いなくオペラど素人なんだから。でも皆が皆理屈っぽく小難しく聴く必要もなかろう。エンターテイメントとして極上に楽しければいいのだ←開き直った

 浅薄ついでに。後半途中からイメージしたのが、まるでスイーツバイキングみたいだなあと。サクサクのミルフィーユ、ベリーのタルト、レアチーズケーキ、と来て締めは王道のイチゴのショートケーキ、みたいな。
 そういえば前半だって、前菜にパスタのイタリアンの軽いコースとか例えられなくもない。終わってから思った「今夜のコンサートって、彼女誘ってデートに使うには最高の内容だったなあ。いかにもってクラヲタ的な重苦しさとは無縁だったし」

 …もっとも、そういうあても需要も全くないけどorz




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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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