極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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いしかわ金沢 風と緑の楽都音楽祭2017

 ラフォルジュルネからくら替え(というか額面の掛け変え?)した最初の音楽祭。まあ全体評は改めてとして朝イチ9:45から終了21:45まで12時間石川県立音楽堂に浸った演奏会評を。
・C21
 東響のシェフだったユベール・スダーンがOEK を振ってのベートーヴェンの2番とシューベルトのロザムンデ間奏曲。既にOEK を掌握仕切ったかのように一体感・塊感のあるスダーンOEK と言えるかのような見事な2番、この上なくチャーミングなロザムンデ間奏曲。契約上ミッキーがこの音楽祭で振れないのならスダーンさんを核にして音楽を構築していってほしい。
・A22
 名手アン・アキコ・マイヤースさんのヴァイオリンで「スプリング」ソナタとペルトの「鏡に中の鏡」。ベートーヴェンが主題の音楽祭で何故にペルト?というのはおいて(この辺りに今後の課題)とにかく美しい。基本音数が少なく動きも少ないドローンのようなヴァイオリンパートなので根本的に音が美しくないと様にならない。もちろん「スプリング」ソナタもいい。ただピアノは、可もなく不可もなくといった辺り。スプリングソナタはピアノパートも美しい曲ではあるけれど、もう少しタッチの立った音の方がよかったかと。
・H22
 ピアノ協奏曲3番を三浦友理枝さんで。ピアノは申し分なく美しかったけどイマイチオケが。もっさり重い気が。コンサートホールではなかったので単純比較はできないけれど。
・C23
 今回客演の高雄市交響楽団のシェフ、チー=チン・ヤンさん指揮のOEK でコリオランとベト4。ダウンビートをかなりくっきりと効かせたいい感じの演奏。特にコリオランが好印象。
・H23
 急遽の代役・横山幸雄さん、とは思えない流石の貫禄・圧巻の協奏曲第1番。そして、今回の「謎の」オケ、高雄市交響楽団。これがなかなかいい。少なくとも同じ邦楽ホールで聴いたベルリン・カンマーフィル(これもなかなか「謎の」だが)より好印象。これは指揮の広上淳一さんの音楽造りとの相性もあるのかも。正直あまり(オケの方は)期待してなかったんだけど、いい方に裏切られた(笑)
・A24
 バリー・ダグラスさんで「ワルトシュタイン」ソナタとシューベルト「楽興の時」文句なく今日イチ。圧倒的なピアニズム。揺るぎない構成感。グルーヴする音楽。ベートーヴェン→シューベルト→アンコールのブラームスのハンガリー舞曲まで、一点の隙なし曇りなし。まあシューベルトはもう少し枯れた感じが…等というのはあまりにもステレオタイプな見方なのだろうが。
・ピアノソナタ全曲演奏会第3夜
 直前にとんでもないワルトシュタイン聴いたので少々不安だったが、正直「当たりハズレ」が(まあハズレというほどでもなかったが)好印象はまず三浦友理枝さんの19番20番。音の美質がよく出た秀演。アンナ・フェドロヴァさんの「熱情」と30番。特に、バリーさんのワルトシュタインに負けない濃ゆい強烈な「熱情」が圧倒的。
 なんかプログラムを見る限り「地元の」ピアニストに演奏機会を与えたくて(その辺りも後日書きたい)的なラインナップに見えるなかで、最後に32番弾いた竹田理琴乃さん(かなり若いらしい)が好印象、というか予想外によかった。もう少ししたら(もう少し伸びたらという意味も含め)もっと大きな舞台・話題で聴けそうな予感。

 一日聴いただけだけどあれこれ思うところもあったので、最初に書いたけどそれは後日(の予定)。

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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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