極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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4/21 オーバードホール 桐朋アカデミー定期

桐朋アカデミー・オーケストラ 第54回定期演奏会

 指揮:ナビル・シェハタ
 ヴァイオリン:藤原浜雄

 ベートーヴェン:❮レオノーレ❯序曲 第3番 作品72b
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92

 桐朋アカデミー春シーズン開幕。毎年メンバーが変わるし今年を占う大事な最初の演奏会。なのである意味未完成な部分があることは最初から承知の上。ここから秋シーズン最終の定期までどのくらい伸びるか・成長するかが、毎年聴く楽しみでもある。

 とはいえ正直レオノーレは「あれれ?」だった。音は固いしどこか雑然としてるし。バンダのトランペットは悪くなかったけど。でも全体の出来がイマイチだったせいかカーテンコールもなくバンダ紹介もなく気の毒だった。

 今日の白眉はヴァイオリン協奏曲。ソリストの藤原浜雄先生、圧巻のソロ。派手なアクション一切なし、というかほとんど「気をつけ」の姿勢で弾いていらしたが、そこから紡がれる音楽の、端正で、饒舌で、何より美しくて。ほとんど半世紀にも渡りそうな演奏家生活のなかで何度となく弾いた曲だったんだろうけど、それこそ最初の一音から最後の一音まで全て手の内に入れ磨き抜かれた演奏。途中からまるでモノーラル録音で聴く巨匠の演奏に接してるような錯覚が。レオノーレであれほど残念だったオケの音がソリストに引っ張られてだんだん端正に変化していく様が楽しい。

 ベト7をフルオケで久々に聞いた(というかベートーヴェンはここんとこOEK で聴くものだったし)。前半の協奏曲でいい感じに変わったオケの音が更にパワーアップした楽しい演奏に。弦は毎年いいんだけど(レオノーレのままだったら…だったんだが)今年は木管が当たり年?トラなしで春このレベルなら申し分なし。ただ、金管が…昨年のマーラーに続きトランペット、ホルンがもうひとつふたつ、頑張らないと。
 もちろんオケ全体としての課題はあるのだけれど。細部の詰めが甘い。例えばごく単純な刻みパートのような特に練習する必要のなさげな部分。そういうところの音の粒立ちが微妙に(実は結構)ばらついてたり雑だったり。そこまで神経が行き届き切っていない。もっと磨くべきところ多々ある。

 約2か月後、ベルリンフィルのメンバーがトラに入って鍛えられて、どんな「幻想」を聴かせてくれるのか、楽しみではある。

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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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