極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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「10周年」についてつらつら思うこと。

 先日サンダバさんの設立10周年イヴェントが盛大に行われたらしい。らしい、というのは平日の17:00受付のイヴェントに参加できる状況(仕事の)ではとてもなかったので最初から参加見送り、球団HPでの確認をしただけなので。前DeNA監督中畑さんやら元サンダバ監督鈴木さんやら(この二人とのトークショーじゃ吉岡監督がかなり硬くなってたんじゃなかろうか?)、生島元キャプテン(来年も福島でやるのかな?)も来場してたりとかなかなか楽しそうだった。

 こないだのプレミアム後援会員招待食事会の乾杯あいさつでも言ったんだけど、さすがに10年付き合うとそれぞれに多くの思い出やら歴史があるものだなあ、としみじみ(あの時は野原くんと大士くんの8年前の人権啓発カードを見てそう言ったんだけど)。いい思い出もあるし、思い出したくもない「黒歴史」もあるし(その方が多かったりもするw)。なんにせよ、ファンそれぞれがそれぞれの付き合い方でそれぞれの年数を積み重ねてきた「サンダバさん」があるわけだ。

 ところで以前に後援会総会に出た時のブログでも書いたと思うけど、実は抱える課題・問題もこの10年ずっと変わらない(特に3~4年目以降ずっと、ということだろうけど)。観客数の伸び悩み(というかジリ貧状態)とそれからくる経営上の問題。県内プロサッカーやバスケと比較しても動員数や後援会員数でも比較にならない。そもそも構造的・組織的に全く比較対象にならないのだから今更言ってもしょうがないんだけど。
 バスケは国内トッププロリーグだし、サッカーは現在は3部リーグだけど組織的にはトップリーグにつながっている。それに対してBCLはそれ自体で完結してしまっていてトップリーグとのつながりはない。そこに明らかに行き詰まり感があるのは確かだけれど。独立リーグ日本一、で、だから?的な(現状そうなれてさえいないだからそこを論じる資格すらないのは承知の上)。じゃあNPBの3・4軍あたりに組織的になり下がればそれでいいの?とも思わないが。
 身近なたとえ話をする。自分の弟は高校途中まで野球をやってた。こういう中途半端なアマチュアが実は一番BCLとかに手厳しいことを言う。曰く「あの程度のプレーじゃプロじゃない(自分じゃとてもできないレベルなのは一応わかってはいるんだが)」「見ててもスピード感や迫力が無くてつまらん(そもそも見に来たことすらないんだが)」「だいたい誰がプレーしてるのか見ててもわからんし知らん(最初から知ろうともしてないんだが)」。サンダバファン(あるいはBCLファン)が耳にしたら顔真っ赤にして腹を立てそうなセリフのオンパレードだけれど、結局「一般の」目線はこのあたりなんじゃなかろうか?これほどネガティブじゃなくても「知ってはいるけど実際に球場にいくほどじゃないよな」と思ってる一般の野球ファンをいかに引き込むか。

 富山に対する私見だけど、とにかくブランド(というか権威)好きで飽きっぽい。だから結局何やっても根付かずダメなんだと投げずに、所詮そんな県民性なんだと割り切って対策を考えるしかない。
 まずはやはり一番効くのは「客寄せパンダ」と言われようがなんだろうが知名度のある選手あるいは監督・コーチの招致・常在(一試合だけじゃ意味がない)だろう。昨シーズンのローズ在籍がいかに効いたか。来シーズンに向けて再契約を求めているらしいが、観客動員を伸ばしたいなら出費は覚悟の上でなんとしても実現すべきだ。戦力として考えるなら別だが、知名度ということだとどこかのNPBに在籍してた育成選手、程度じゃ効かない。
 ところでさっき書いた自分の弟でも実は「野原」は知ってる。阪神に育成で行って支配下までされて一軍の試合に出た、というのはそれほどのものなのだ。「あれはすごい(実際に見たことはないはずだが)」というわけだ。となればきちんと選手を育てNPBに送るという実に地道な作業も不可欠だ。じゃあそのための体制づくりがきちんとできてるのか?というあたりは疑問を持たざるを得ない。要するに根本的にコーチングスタッフが足りてない。素人目にもちゃんと育成するのなら投手・バッテリー・内野守備・外野守備・打撃・トレーニング、最低スペシャリストが6人要る。どうしても要る。それに不足した状態で「育成」します、というのは能動的に育成というより、もともとの素材が在籍してたら結果育ってました、というにすぎない。そもそも「もともとの素材」に事欠かない選手は最初っからNPBがドラフトで見逃すわけがない。ここに来るということはまずその差を埋める作業からしなければいけないわけで、そういう意味でのきめ細かい育成体制が取れていないのならそれこそ最初っからどうなのか?

 来シーズンから在籍年齢制限をBCLは導入するらしい。僕らのようなどっぷりつかったクラスタにとっては一人の選手とできるだけ長く接することができたほうがやはりうれしいんだけど、一方でNPBドラフト指名実績からしたらという見方にも一理はある。
 当初厳しい年齢制限を課してたILプラスで10年在籍選手が引退して球団幹部になっていったのとはある意味真逆の動きに見えるんだけど、ただでさえILに比べて環境的にプレー時期に制限があるこのリーグで、集中的な育成体制を整えない状態で在籍期間だけ制限するのは、目指す選手にとって魅力ある姿なのかどうなのか?

 どんな施策も実施された当初は「よかれ」と思ってなされるものだ、とは聞くけれど結局数年経って誰にとっての魅力あるリーグなのか?ということにならないことを切に祈りたい。





 
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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