極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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11/13 富大黒田講堂 「イザイとサン=サーンスの室内楽」

「イザイとサン=サーンスの室内楽」

 渋谷優花:ヴァイオリン
 新井紗央理:ヴァイオリン
 内山隆達:ヴィオラ
 井上貴信:チェロ

 イザイ:2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲「ロンドン」
 サン=サーンス:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調

 「ジャケ買い」みたいなもので「タイトル買い」で聴きに来ることにした今回のコンサート。聴いたことがないモノを生で聴いてみたいという需要に応えるに十分なタイトル。奏者たちは県内出身者や桐朋アカデミー等で富山ゆかりの若手たち。以前魚津でほぼこのメンツでモーツァルト聴いたときはまずまず印象が良かったが。

 イザイ。基本的に難渋な音楽。雰囲気的にはフランス系の曲の響き。微妙な表情の変化とかニュアンス付けとかが今一つだった気がする。というかかなりの完成度が求められる難曲なのだろう。感じたのは音の納め方の微妙な曖昧さ。だからパウゼで息を飲むような緊迫感が薄くなる。これをレパートリーにするのは大変だろうな。

サン=サーンス。うってかわって明解な作品。劇的で演奏効果も高いし。だからこそ、1stヴァイオリンにさらなる「立った」感じが欲しかった。鮮やかさのある音のキャラクターと言おうか。まあでも確かにプレトークで「なんで演奏機会が少ないのか不思議」とヴィオラ奏者のお兄さんが言ってたのが納得出来る佳曲だった。あまり聴かないジャンルではあるけど、それでも思うのはこういうチャーミングな曲が割り込めないほどに「弦楽四重奏」の需要に対してレパートリーが豊富に過ぎるのだ。モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、これでお腹一杯(ベートーヴェンだけでも32曲もあるわけだし)。フランスモノなら必殺のドビュッシーとラヴェルがあるし、ちょっと現代寄りのとんがったところをお求めならバルトーク、ショスタコーヴィチ。でも、やっぱりもっと聴かれて欲しい曲ではあった。


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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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