極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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10/8 石川県立音楽堂 アンサンブル金沢 第381回定期公演

オーケストラ・アンサンブル金沢 第381回定期公演マイスターシリーズ

 オーギュスタン・デュメイ: 指揮、ヴァイオリン

 モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K. 216
 スーク 弦楽のためのセレナード 変ホ長調 作品6
 ベートーヴェン 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60

 今シーズンはなかなか豪華な客演陣がそろったOEK定期だが今日はその中でも目玉のおひとり。ヴァイオリニストとしても名高くさらに関西フィルの音楽監督というデュメイさん。

 まずはいきなりのモーツァルト。最初のソロの音が鳴った瞬間「うわっ」とのけぞるくらい華やかでつややかな音。幸せで典雅なモーツァルト。弾き振りだったわけだがやはり指揮者がいるよりソリストの自由度が高い分楽しい。が一方で好き放題やる?ソリストに付けるオケが大変で、指揮者がコントロールするほどのシンクロ率?という点でのリスクもある。そういう面では幾分危なっかしさも含めてまずまずよかったように聴いた。とにかくソロが主役。圧倒的に。そういう演奏。リスキーだけど、楽しいことこの上ない。

 今日の白眉は次のスーク。何となく名前くらいは聴いたことがあるけれど、というお得意のやつで実際はほぼ聴いたことがない作曲家・作品。これほど素敵で楽しい曲をこれまで知らずにクラヲタなどとよくぞ名乗れたものだ。おおげさだが。そのくらい一目ぼれ、というか一耳ぼれ。いいっ、実にいいっ。プログラムノートによるとドヴォルザークの教え子だったそうだが正統の良質な後継者といえる、東欧系メロディアス(?)もっと聴かれても、演奏されてもいいと思う。というか、これからちゃんと聴いてみたい。

 実は前半の曲想や指揮姿(素人目にあまりバトンテクニックが…)から何となく「ベートーヴェン、合うのかな?」と一抹の不安を抱いていたんだが、後半のベト4はややその不安が的中した感。美しくメロディを歌わせ絡ませるのだが、どこかしら全体の見通しが悪い。縦線が合っていないとかの単純な話ではないんだろうが。快速1楽章や特急フィナーレだったんだが、その割になんとももっさりと重く感じた。重厚なと言えばそうだったんだろうが。実際終演後ブラヴォーも飛んでたし、好みの問題なんだろう。
 以前ポール・メイエさんの振ったベト7ほど上滑りした感じまでは受けなかったが、優れたソリストが優れた指揮者になる、とは限らないのかもしれないし、オケやレパートリーとの相性もあるだろうし。正直、音楽監督を務める関西フィルでどういう演奏をされてるのか、いろんな意味で興味がわいた。聴き比べしてみたいものだ、機会があれば是非とも。




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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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