極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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3/12 愛知県芸術劇場 名古屋フィル第433回定期公演

名古屋フィルハーモニー交響楽団 第433回定期演奏会
 〈「メタ」シリーズ 「ディエス・イレ」の引用〉

 マーティン・ブラビンズ(指揮/名フィル常任指揮者)
 上原彩子(ピアノ)*

 ラフマニノフ: 交響詩『死の島』作品29
 ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲 作品43*
 ラフマニノフ: 交響的舞曲 作品45

 常任指揮者・マーティン・ブラビンズさんの退任前最後の定期。しかも大好きなオール・ラフマニノフ・プロ。

 演奏全体を通して、これぞブラビンズさんの音というべき、見通しのよさ。官能的で豊饒な響きを損なうことなく、すっきりと隅々まで見通せる。こういう演奏であれば、管弦楽の作曲家としてのラフマニノフの評価ってきっとさらに上がるのでは。なんとなく思ったのは、ラフマニノフって(管弦楽作品的意味合いで)チャイコフスキーの正統後継なんじゃないか、と。
 前にも書いた気がするけど「映画音楽のよう」と揶揄されることもあるけどそれのどこが悪い!と声を大にして言いたい。パガニーニのあまりに有名な甘美な第18変奏をはじめとして、ゾクゾクする美しい瞬間てんこ盛り。オール・ラフマニノフの愉しみ極まれり。

 パガニーニの上原さんのピアノも凄かった。特に際立ったと思ったのが弱音・微音のこの上ない繊細な美しさ。もちろんパワフルにメカニカルにバリバリ押しまくる迫力満点の場面も。要するに硬軟自在。さすがの貫禄。

 シンフォニック・ダンスは、もっと演奏機会が増えてもおかしくない。最近交響曲第2番が定番化しつつあるくらいよく見かけるけど(もちろん大好きなんだけど)、内容の充実度からしてももっと聴かれてもいいと思う。

 ここでブラビンズさんの話。年1,2回くらいしか聴けないので偉そうには言えないんだけど、なぜ手放すんだろう(もちろんご本人の意思での退任なんだろうが)?
 初めて生で名フィルを聴いた時(高関さん指揮のブル7だった)「こんなもんなのかなぁ」という正直印象だったんだけど、ブラビンズさんの指揮で聴いたとき(こちらはブル4だった)とても同じオケとは思えない音がしてぶったまげた覚えがある。それから毎年、聴くたび指揮者が変わっても名フィルの音・演奏のクォリティは一度も期待を裏切らなかった。さて、これからどうなっていくんだろう?次に聴けるのは今年の秋か来冬になるんだけど。





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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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