極私的富山サンダーバーズ(他あれこれ)偏愛日記

私設応援団メンバーによる富山サンダーバーズファンブログ。他個人的な趣味の世界あり。

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7/27 石川県立音楽堂 ロシア国立交響楽団

ロシア国立交響楽団 演奏会

 指揮:ヴァレリー・ポリャンスキー

 チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 作品36
 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64
 チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品76 「悲愴」

 自分で調べてなくてプログラムノートにある通りだとしたら、今回のチャイコフスキーの後期交響曲3曲を一つの演奏会で全部やるというのは日本では前例がない、とのことだ。ありそうな気がするが。全部で14回のコンサートツアーの中で今回の内容が10回組まれてるから、これが今回の目玉だったのだろう。

 はっきりいって、怖いもの見たさ?的興味が先に立っていた。これ以上ないほどベタな「お国もの」プロ、宣伝では「最後の爆演型指揮者」(こういう売りが成り立つのは日本ぐらいだろうけど)だそうだし。

 4番が始まって最初のうちは、正直粗さがし的に聴いてた。開始前のチューニングから既に結構アバウト(おいおいそれで合ってるのかよ、的な)だったし第一楽章弱奏部のティンパニの音程がいきなり怪しかったり。序奏部が異様に遅くて(これは結局3曲ともすべてそうだった)「いつまで序奏やってんのかな」くらいに感じてた。

 でも、そのうちに圧倒的な音楽に飲み込まれていった。確かに「精緻な」「極上の」アンサンブルなんて薬にしたくてもないくらいだったし、破壊力>>>バランス>音程くらいの感じではあったけど、この有無を言わせない説得力はなんだろう?スタイルとしてはオーソドックスどころか「古い」といってもいいくらい(数年前聴いたゲルギエフ&マリインスキー響のチャイ4は対極の「最先鋭」の演奏だっただろう)。でも、これがチャイコフスキーの音楽だ!とフォルテ4つくらいで押し倒されてねじ伏せられてしまった。

 毎度ここで書いてるとおり金管が大好きで、骨太なゴツいロシアの金管セクションのフルパワーを浴びるほど聴けてそれだけでもう幸せだったんだけど(←単純)弦がまたゴツかった。透明感、というより厚い響きを重層的に積み重ねていくことでステージ全体でうねるような音楽を作り出す感じ。指揮者さんが縦振りよりも横振りを多用して息の長いフレージングをさせていたのも効果的。

 圧倒的な4番。突き抜けるような快感に満たされた5番。ギリギリするような緊張感に貫かれた6番。とにかく、全部持っていかれた。聴き終わった後、もう自分の中に何にも余力が残っていない。たまにはこういう体力勝負のコンサートもいいな。たまには、だけど(笑)

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Comment

NoTitle 

こんばんは

ロシア国立響、聴きに行かれてたんですね。
正直、ボリューム満点のメインディッシュばかり3品で
超満腹になりましたが、面白かったですね。

  • posted by 越中富山 
  • URL 
  • 2015.07/31 23:25分 
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Re: NoTitle 

>越中富山さん

楽しかったですね。精も根も尽き果てる、というコンサートとしてはなかなか貴重な体験でした(笑)

正直粗い面もありましたが、魅力と説得力で押し切られた感じです。日本人指揮者で、あれをやっても認められるのはコバケンくらいでしょうか?
  • posted by かずくん 
  • URL 
  • 2015.08/01 00:02分 
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プロ野球独立リーグ・富山サンダーバーズ私設応援団トランペット吹き。クラシック音楽・コミック好きのライトヲタ。

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